飛騨高山の はなもち(餅花)は、
柳枝のようなものは少なく、自然の木の切り株から出た枝に紅白餅をつける姿が一般的です。
名称も、全国的には餅花(もちばな)というそうですが、飛騨高山では花餅(はなもち)と呼ばれています。
花餅(餅花)は、お正月が終わると、そのままにしておいて、おひな祭りのころ、枝から紅白の餅を取り外し、その餅を油で揚げることで、雛あられができます。
飛騨高山のお正月の文化とはいうものの、近年では飛騨高山でさえ、この花餅を飾る事が極端に少なくなってきました。
それは、この花餅の材料である自然の木や切り株が山に少なくなってきたためです。自然の雑木林に囲まれてきた飛騨高山の山々が大きく変わろうとしています。
自然が変わるということは、同時に人々が培ってきた文化も維持できなくなることを意味しています。花餅づくりを続ける事で、山々の自然と密接につながってきた飛騨人の文化を大切に守り、伝統文化を広く発信していきたいと思います。
高山餅花飾りのご注文予約は別ページに掲載
制作お届けは2018年12月以降【予約受付は11月下旬以降です】
製作完成次第、年内お届けです。事前予約お問い合わせは電話メールなどでご連絡ください
【早期予約受付については、問い合わせフォームからご連絡ください。予約優先】
餅花かざりは、12月限定制作品です。
製作次第、順次販売、欠品解除することがあります。
※材料(株や枝のみ)のご希望の場合は別途お問い合わせください。
作り方の紹介は別ページになります。
色々な飾りタイプがあります。古典的な自然木株で、そのまま床の間などに置物飾りとして用いることができます。
食べられるお餅を紅白に付けています(赤色は食紅)。また自然原木の良さをいかして、自然な姿ででている枝になっています。
【餅花飾り 価格約5000円相当 高さ約70p】満足感、見ごたえあります。
小さな玄関には、さらに小さいサイズの4000円(高さ約60p)、小さいサイズ3000円(高さ約40p)ほどがお勧めです。
【餅花飾り 価格約7000円相当 高さ約80p】ずっしり株のボリュームあります
これよりも大きなサイズは段階的に8000円、1万円、2万円などがあります。
玄関や広間の床の間には存在感あります。
【ミニ餅花飾り 価格約1400円相当 高さ約20p】
かわいいサイズ。そっとテーブルにおいても、ちょうどよい。