中国では本来、野菜は上薬とされていたといいます。なぜならば、本来の野菜には病気を治す力があり、薬は下薬、野菜は上薬ということだそうです。これは近年、波動の観点からも実証されました。
江本勝氏のMRA波動測定器(+21〜−21)によると、健康な人の波動数値は通常の+13〜+14であり、野菜は+15〜16です。つまり、人が病気になる前の未病(±0〜−18)の時から、波動値の高い野菜を食べていれば、体が高波動の野菜に同調し、本来の健康体に戻りますし、医者の言う病気(−19〜−20)の人が食べれば、だんだんと良くなるわけです。
上薬たる野菜作りをするためには、土を健康にする土作りです。
土のレベルは、病害型、露地型、浄菌型、発酵合成型の4段階の分類にしますと、まずは浄菌型以上に土のレベルを上げることです。
もちろん、できた作物を腐らなくすることも大切ですので、菌体も嫌気性の菌体を使い、できれば両用菌(条件により好気にも嫌気にも働く菌体)を使用するのがより良いでしょう。さらに、ミネラル・粘土・腐植を施用し、これらが十分に土に含有されることです。
そして、特に大事なのは、土地(圃場)のエネルギーを上げることです。以前から独のあるトンネル採掘会社は、作業中に水脈・岩盤などにあたらないようダウジング(水の波動という微細なエネルギーを捉える古来の技術)で調査していたのですが、ここから波動の研究に入りました。
そこで判ったことは、地下水脈や断層の多くは、体や精神に悪影響を及ぼすマイナス波動を発していて、もしその上に生活の場があると、地下から放射されたマイナスの波動が健康や精神状態に重大な影響を及ぼすということだったのです。
この事の示すとおり、圃場のエネルギーが低かったら、上げる必要があります。施用する水もエネルギーの高い(まはた高くした)水を使うことが必要です。
さらに、収穫した作物は未消化窒素の無い、または無くすような栽培をすることです(窒素が無ければ、エサはありませんから、虫も病気も来なくなります)。
過剰窒素は、基本的には光合成の不足でもありますので、その時は葉面散布でブドウ糖(菌体ならなお良い)やミネラル(Ca)を使うのも、消化させる方法でしょう。
しかし、作物自体が判断力を持つようになると、さらに楽になりましょうし、栽培農家が、心も身体も健康で自身のエネルギーを上げれば、作る作物にも転写されますので、より高いエネルギーの野菜ができます。全部整えられれば、上薬たる野菜またはそれ以上の野菜となります。
【追記】 ある消費者の方から、主人が首の頸椎を折って、良くなってきたが、今一、自分自身のことを自分でできなかったのが、上薬の野菜を食べ続けていたら、気が付くとひとりで全部できるようになり、全く健康を取り戻したそうですし、また、ある消費者は上薬の野菜を食べているので、家族全員風邪をひかず、元気に暮らしているとか、病気が回復したとの報告も頂いております。
8.無農薬栽培 ( 平成16年2月27日)
まず、作物の病気や虫の原因を無くす事です。それは作物を肥料の力でとるのではなく土の力でとることです。それには土作りです。圃場はアルカリにするのがよいでしょう。病原菌の働きが不活発になります。ただし、石灰は不可です。というのは、使っていますとどうしても土が固くなり、養分の吸収阻害を起こすのです。
そして、土作りはまず圃場の土中から未熟物を無くします。有機肥料や堆肥を投入していますと、完熟のものを使っていれば別ですが、土の中にどうしても未熟な有機物が残ってしまいます。それから出る有機性の未熟ガスが根を傷めたり、ピシウムやフザリウムや根こぶの原因となるらしいので、これを無くす方向に持っていく必要があります。それには、嫌気性の菌を使い、適切な改良材を使って土作りをすることです。
ただし、ここで大事なことは、土の消化力以上には改良材を施さないように注意しなければなりません。そうしますと、投入量は一般的に
へ_(最初は多くなり、次第に減る) のようなカーブになります。最初は土の消化量が少ないためで、少しづつ土の力が増すので、だんだん投入量が増えていき、ピークを過ぎると投入量が次第に減り、やがて消費量のみの投入量でよくなります。
また、肥料の必要量は暫時減少します。土がよくなるに伴って、施肥料は徐々に減るようになります。そして最終的には無肥料の可能性もあるでしょう。
肥料の力に頼っていますと、どうしても作物が過剰に肥料を吸収し、その過剰窒素は残り、それが虫や病原菌のエサとなるので、農薬の必要性が出てきてしまいます。
そして、菌体のレベルでは、浄菌型以上の土にすることであり、作物に判断力を持たすことです。そうすると、作物は葉水を持たなくなります。
作物は天候を知っていますから、必要以上の水分、養分は吸わなくなりますので、朝葉水は持たなくなります(葉水は人でいうと飲み過ぎ、食べすぎなのです)。
ただ、作物も疲れたりすると、判断力が無くなりますので、その点に気を付ければよいでしょう。常時芯の色が濃くなる時を見ていて、遅くても11時頃より(北関東の冬場のハウスで)濃くなれば間違いないでしょう。
朝から濃いとか、濃くなる時間が遅くなってきたり、その都度対処すればよいでしょう。その時に、リーダー(作物の)に必要なものを聞いて対処すれば楽でしょう(ただしリーダー交替の事態には気を付けることが大切です)。また、圃場のエネルギーを上げて、虫や病気の入りづらい環境にするのもひとつでしょう。
ということで、無農薬栽培は、圃場の土を健康にし、根からの病気の原因を無くし、極力作物に病虫害のエサ(虫・・・アンモニア態窒素、病原菌・・・硝酸態窒素)を無くし、環境を良くして、達成できるのではないでしょうか。虫・病原菌のエサとなる過剰窒素は、人間の身体に入ると身体を悪くするので、そのために代わりに作物を食べに来るのだそうです。
【追記】 キャベツ農家さんから、無農薬で栽培するようになったら、身体も心も本当に楽になった。鳥もあちこちとつかずに、決まったキャベツだけをつつくので、鳥害も少なくなって、ほんとうによかった、との報告がありました。
9.人の心に効く作物づくり (平成16年3月17日)
以前から、21世紀は心の時代と言われていましたが、いざ21世紀となっても、その兆しすらなく、日々起こることは逆の方向に向かっているようでもあり、これは何故なのか・・・。そのポイントは農業が握っており、担う当事者の大多数が気付かないからではないでしょうか。
現在、MRA波動測定器による波動値+21〜−21の範囲で日本人の心のレベルを測ってみますと、平均で病気寸前の−18です(これは、東洋医学のいう未病のレベルで、医者を必要とする病気は−19より始まります)。
これを本来の正常値たる+13〜+14に戻すには、各自が気付き、自分の心のレベルを上げようと努力するのが本当ですが、もし、毎日口にする食べ物の波動値が+15〜+16(上薬と同じレベル)だったらどうでしょう。
食べれば食べるほどその波動に同調し、特別に努力することなく上げることができます。本当に力を持っている食物は、口に入れた瞬間に握力が多いときには10kgも上がります。つまり、食べ物の中の水分に即、体が同調し波動値が上がるのです。
ここに本人の努力が重なれば、結果は火を見るより明らかでしょう。
この考え方は、いままでの農業の「空腹を満たすための食べ物になる作物づくり」の枠をはるかに超えていますが、これからはこの「食べた人の波動を上げること」が農業にとって大きな要因となりましょう。
それゆえ、これからは特に「農家の生き方」が問われることになります(これはもちろん、波動理論なくしては説明できないことですが)、農家の思いに作物が同調して、その波動を記憶するからです。
その農家の生き方は、起こること全てに感謝することから始まります。これを実行しだすと、どんどん(気持ちが)楽になり、いままで嫌だ嫌だと思っていたことが、ありがたいことに変わります。
すると、ますます自分の気持ちが楽になり、それによって、好転現象が起こだし、さらに良いことがどんどん起こり、感謝できないことなどひとつもないことに気付きます。
そうなると、周りも自分に合うように流れが変わり、届くところ「嬉しい、楽しい、有難い」になり、こんな良いことばかりで良いのだろうかとなり、天候まで同調するようになるでしょう。
【追記】 ある消費者から次のようなお便りをいただきました。
「おかげさまで、送っていただくお野菜を食べているうち、若いころより身体が不調だった主人も驚くほどに元気になり、また、食べる毎に幸福感にあふれ、主人もいまが一番幸せだと口にするようになり、ふたりでしみじみ至福の思いを体験しています」